温度変化もハードディスクの寿命に影響する!?

 4月になり、私どもの本拠地、中部地方にも桜の季節が訪れ、早朝の寒さから解放されたような気がします。
 さて、私どもが3月に行ったサポート項目の第1位は、ハードディスク交換でした。私は過去のブログにて、「夏場のHDDの温度には特に注意」と書きましたが、冬にもハードディスクの故障を引き起こす要因がありそうです。
 この写真は、私が使用しているパソコンの内蔵ハードディスクの温度履歴ですが、夏季(写真中央)に比べて冬季(写真右の方)の振幅が大きくなっていることがわかります。人間でも冬の温度変化(入浴時など)は大きな身体的ストレスになるのと同様、HDD にもストレスがかかっているように見えます。
 ハードディスクの一番の敵は、内部に微細粒子状のゴミがあることだそうです。 そのゴミが硬いものであれば、ハードディスクの円盤を傷つけたり、それが水分であれば、腐食させたりします。HDDの内部圧力は一定に保たれているため、温度が上昇して中の空気が膨張すると、外へ空気を逃がします。反対に温度が下がれば、外の空気を取り入れます。ハードディスクは適宜呼吸しています。
 ハードディスクの空気穴のところには、ゴミが入らないようにフィルターが入っていますが、万全とは言えません。暖かい部屋に冷たい金属を持ってくると結露するように、例えば、暖かい部屋によく冷えた?ノートパソコンを持ってきて即起動させると、ハードディスク周辺が結露してHDDに悪影響を及ぼすかもしれません。結露するような状況でなくても、温度変化によってハードディスクが呼吸すると、HDD内にゴミが入りやすくなると思われます。 
 ハードディスクの信頼性が望まれる、いくつかのサーバールームでは、ディスクの温度が20度より下がらないように設定されているそうです。