マウスコンピュータ 電源が入らないのを修理

(公開:2012/10/26)

 岐阜県大垣市の方からの宅配修理依頼。機種はソフマップのフライドフィッシュバーガーパソコン(中身はマウスコンピュータのBTOデスクトップパソコン(型番不明))。OSはwindows xp home sp3。依頼者によれば、2年前の冬に同じように電源が入らなかったことがあり、その時は部屋を暖かくして電源再投入したら起動したことがあったが、今回は全く起動しようとしない、とのこと。

 届いたパソコンを調べる。ホコリが多い。冬場は一晩中起動されていたとのことなので、それもあるかもしれない。CPUファンやグラフィックボードのファン周囲にホコリがこびりついていた。「グラフィックカードは死んでるかもしれない」と思いながら、一つずつ部品を外して内部清掃を実施する。電源ユニット、マザーボード、CPUファンに至るまで一つずつ外して清掃を行う。電源ユニットを正常のものに交換するとパソコンが起動するため、少なくとも電源ユニットは故障していると断定。電源ユニット内の電解コンデンサが2個膨張破損していた。更にマザーボードの電解コンデンサも2個膨張破損確認。BIOSバックアップ用のボタン電池も消耗していた。

 これらを全て交換して組みなおしたところ、安定動作が確認された。ホコリにまみれていたグラフィックカードは問題なかった。

 デスクトップパソコンの中には、BIOSバックアップ用のボタン電池が劣化しただけで、パソコンが起動しなくなるものがある。2年前の冬に起動しなかった原因は、ボタン電池劣化による可能性がある。今回の不具合の主因は電源ユニットだが、マザーボードのコンデンサもトラブルの原因になっていたか、今後そうなるのは間違いない。