東芝 PX/63G 「時々パソコンが固まり印刷できない」のを修理

(公開:2012/6/13)

 岐阜県安八郡神戸町からの修理依頼。
 機種は東芝のノートパソコンPX/63G で、OSは windows vista home premium sp1。症状は、時々パソコンが固まって印刷できない、というもの。プリンタドライバを再インストールしようと試みたができなかったという。

 windowsは起動するとのことなので確認したところ、

 Cドライブの空き容量 0バイト

 という表示。仮想メモリもCドライブに設定してあるし・・・。これでは、パソコンが固まるのも無理はない。

 160GBの内蔵ハードディスクを、500GBのものに換装することをお勧めし、了承いただいたので、まずはHDDの換装から行う。
 元のハードディスクの劣化が無いか確認。幸いなことに元のHDDの劣化損傷は無くデータの損傷の可能性は低かった。
 次の元のHDDのファイルシステムの異常がないか確認。軽度の異常があったため修復。
 次に元のHDDを新しいHDDに移動する。その際Cドライブの容量も同時に増やす。Cドライブの容量が3倍に増え、空き容量を確保できた。

 次に新しいHDDのMFTなどシステムファイルを含む全ファイルの断片化解消して動きを見る。
 windowsで発生したイベントを見るため、コントロールパネルから「管理ツール」を開こうとしたが開けない。管理ツールメニューの入ったフォルダーが消えていたのだ。
 仕方がないので、別のvistaパソコンから、該当するフォルダー(これには「管理ツール」メニューの項目のショートカットが入っている)を丸ごとそのパソコンにコピーした。
 その結果、管理ツールを使えるようになった。管理ツールのメニュー項目が英語表記になってしまったが仕方ない。
 イベントビューアで確認したところ、修復すべき重要なエラーは認められなかった。
それにしても、管理ツールのメニューが消えてしまっていたのは、お客様が、これらのファイルを不要なファイルだと思って誤って消去したからだっただろうか?

 次に行ったのは、vista のサービスパック2のインストール実施。これはぜひ行っておく必要がある。sp2を適用することによって、vista の既知の欠陥部分が修復され動きが改善し、不具合修正のアップデートが受けられるからである。また今回の場合、windowsに必要なのにもかかわらず消えてしまったファイルが、サービスパックの適用の際に書き加えられることが見込まれるからである。
 サービスパックを適用し、アップデート実施。最後にお客様立ち合いで、プリンタドライバをインストールできることを確認。

 パソコンを使う上で注意したいことは、
◎Cドライブにめいっぱい詰め込まないこと。25~30%は常に空けておいてほしい。
ハードディスクは、いわばデータの倉庫のようなもの。倉庫の天井いっぱいまで荷物を積み込めば、もはや荷物の積み下ろしはできないし、重みで下の荷物は破損してしまう。パソコンの動作中、ハードディスクからのデータの出し入れは想像以上に頻繁に行われている。陰で動いている部分もあるからだ。
◎不要なファイルを、ユーザー自身の判断で消さないでほしい
windowsにとって必要なファイルを消してしまうと、windowsが正常に動作しなくなることがある。
・マイ・ドキュメントのようなファイルは、ユーザーで管理できるものなので、不要であればごみ箱に移せばよい
・アプリケーションは、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」(windowsのバージョンによって文言は異なる)を使って削除すればよい
・それ以外のファイルは、「アクセサリ」-「システムツール」-「ディスク クリーンアップ」(xpの場合)を使うか、 Glary Utilities などのソフトに任せる

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