マウスコンピュータのタワー型PC:電源が入らない を修理

(公開:2011/6/16)

愛知県名古屋市瑞穂区のお客様からの宅配修理依頼。
マウスコンピュータ製のタワー型パソコンEGPI929GT10Pの電源が入らないとのこと。
このパソコンはCore i7搭載で3GBのメモリが3枚装着されており、ハイスペックな構成である。

このパソコンには、GeForce 9800GT 512MB のグラフィックボード(以下グラボと略す)が入っていたが、このカードを抜くと電源が入ることから、このグラボの故障が、パソコンの電源が入らない原因と断定できる。更に調べると、このグラボのパワートランジスタの一つがショートしていた。
原因がわかったところで、このパソコンをどう復旧するか決める。同じ仕様(スペック)のグラボは中古で安く手に入るため、このグラボを修理するのなら、同型の中古品を手に入れて納める方が早くて安いと思われた。
お客様にこのことをご報告し、新型のグラボと、中古の同型品のどちらをパソコンに載せるか選んでいただいた。結局 玄人志向の GTX560Ti 1GB のグラボの新品を新たに購入して、装着することになった。
あわせて、従来の450W電源よりも出力に余裕のある600W電源(新品)を新たに購入し、それに交換した。

ケース内部を清掃し、グラボと電源を交換し、ドライバをインストールすることで、パソコンが正常に立ち上がった。

この修理で感じたのは、ハイスペックのパソコンの多くはかなりの熱を発生するので、ケース内部の冷却に注意することと、空気の流入でホコリがたまるため、ケース内部の定期的な清掃が必要なこと。そして、このBTOパソコンはケースの冷却能力が性能に比べて低いように思われた。できれば冷却能力の高いケースに載せ替えた方が良い感じがした。

今回は、購入店と配送業者さんのおかげで、故障したパソコンを受け取った翌々日に、修理完了できた。