Inspiron1520のSSD化

(最終編集:2013/1/24)

 三重県桑名市からのssd換装依頼。機種はDELL inspiron1520。OSはwindows vista home premium sp2。

 当初、MediaDirect込の環境の作成依頼でしたが、最終的にMediaDirectをインストールしない状態での納品になりました。理由はSSDが支給品(東芝製の比較的古い機種)で、インテル製でなかった為。

 Inspiron1520にMediaDirect環境を構築するには、まずMediaDirect DVDを用いて、DELL診断プログラム用パーティションと、MediaDirect格納用パーティションをあらかじめ作成しなければならないが、その頃のMediaDirect DVD は、SSD及び、最近発売されたハードディスクドライブの規格 AFT に対応していない。そのため、そのままwindows vista をインストールして使用すると、vista上でファイルアクセスするときのパフォーマンスが落ちたり、フリーズを起こしやすくなる。vistaをインストールする対象がハードディスクであれば、インストール後にHDDメーカ付属のアライメントソフトを使ってアライメントを行えば良いが、SSDだと単純にそうはいかない。アライメントだけの問題であれば、SSDでも十分可能。例えばインテルのように、メーカ付属のアライメントソフトを使うことができるものもあるし、今回依頼人から支給された東芝の機種にはアライメントソフトが提供されていないが、有料のアライメントソフトを使えば windows パーティションについてはアライメントは可能。(その他の特殊パーティションについても、どうしても必要であればパーティションIDを 一時的に D や E に変えてアライメントを行うことは可能。)  しかしSSDは書換えを行うと書込み速度が低下してしまう。(それを防ぐために windows7では、trim機能を利用でき、trim機能が搭載されたSSDであれば書換えによる速度低下を防ぐことができる。しかしwindows vista にはその機能は付いていない) 書込み速度の影響はどれだけかは不明だが、vistaのシステムドライブのアライメントは行いたくない。  なお、インテルのSSDに対しては、Intel SSD Toolbox なるものが有り、windows xpやvistaにおいても、書込み速度が低下しないようtrim機能を利用することができる。私どもは、windows xpや vista環境のSSD換装を依頼された時、お客様からSSDの機種につて指定がない限り、インテル製のSSDを利用している。もちろん今回のような DELL mediadirect環境を作成する場合も。

 さて、windows vista sp1 DVDを用いて、windows をインストールし、更にsp2を適用すると、プチフリーズが頻繁に起きるようになった。何故だろうか。デルの最新ドライバは十分適用されているのにもかかわらず。対策として、今後の利用に制約がある可能性は否定できないが、以下のことを行った。 ・仮想メモリオフ (ちなみにこのパソコンにはメモリ3GB搭載されている) ・復元ポイントを作成しない ・インデックスを作成しない ・NTFSで最終アクセス日時を更新しない ・自動デフラグしない ・プリフェッチしない

 以上の処置により、SSD環境らしく、すこぶる快適な環境を構築することができた。  なお、今回は実施しなかったが、インテル・チップセットを使用するマザーボードの環境でSSD化する場合、インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバーを更新してみるとよいかもしれない。インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ダウンロードセンターのサイトで、iata_cd.exe をダウンロードし実行する。

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