破損したHDDのサルベージと新PCへのデータ転送実施

(公開:2012/9/4)

PC-LL750HS3EW

 岐阜県大垣市の方からの依頼。
 NECのノートパソコン PC-LL750RG3E (OSは windows vista home premium sp2)をお使いの方で、以前にHDDが壊れた際にデータサルベージを依頼されたお客様。今回もハードディスク絡みだった。

 今回もデータサルベージを行い、HDD交換、ファイルシステム異常の修復と、破損したブートレコード及びシスムファイルの修復等々を行うことで、リカバリーを行うことなくシステムを復旧できた

 さて、今回のご依頼のもう一つの目的は、サルベージしたデータと環境を、新しく購入したwindows7のパソコン (NEC PC-LL750HS3EW)に転送してほしいというもの。故障した方のパソコンの方は、使える状態に回復しているので、windows7に含まれている「windows転送ツール」を使用することにした。

 早速windows転送ツールを使ってみたが、新しいPCへの転送ができない。理由は、新しいPC(PC-LL750HS3EW)のDドライブの容量が小さすぎるためだった。旧PC (PC-LL750RG3E)はCドライブが小さ過ぎたが故のトラブルが多かったけれど、今度はその逆。Dドライブが小さすぎるのだ。今度のPCはハードディスクの容量が1TBと、PC-LL750RG3E(250GB)の4倍あるにもかかわらず、Dドライブの容量は65GB程度しか用意されておらず、旧PC (PC-LL750RG3E)のDドライブ容量より小さい。

 結局、新PCのパーティションを変更することにした。このパソコンは高級機種で、起動とレスポンスの高速化を狙って32GBのSSDがキャッシュ用に内蔵されている。それを実現するためハードウエアRAIDを利用してデータのアクセスを管理している。パーティション変更やリカバリーなどを行う際には、事前にハードウエアRAIDのBIOSを起動して、SSDのキャッシュ機能を停止させなければならない。

 CドライブとDドライブの比率を4対6に設定し直し、新しいPCにデータ転送を無事完了させた。ウイルス対策ソフトのライセンス移行と、再セットアップディスク作成、windows修復ディスク作成をサービスで行って作業終了。

 最後にお客さまと一緒に、officeが正常に働くか、メールのダウンロードはできるか、メールソフトや年賀状ソフトの住所録は転送されているか、など確認した。