富士通 C8/150WL ファンの音がうるさいのを解決する

(公開:2011/2/9)

昨年の年末にサポートをさせていただいた、岐阜県大垣市の方からの出張サポート依頼。
富士通 C8/150WL のファンの音が、起動後しばらくすると、うるさくなるので、困っておられるとのこと。
パソコンを起動させ、症状が再現することを確認。騒音源は、電源ユニットのファンであることが容易に分かった。
なお、このファンは、筐体の排熱の役割を兼ねている。

ファンの音がうるさい症状を除去する手段として、ファンを交換することにする。発売後9年経過している機種であるため。
電源ユニットは、省スペースデスクトップPCにありがちな、独特な寸法のものである。丁寧に分解して内部のホコリを除去し、ファンを取り外す。ファンの機種は、AD0812MS-A70GLであった。データシートを見ると、消費電流が0.15A、エアフロー(CFM)が31.4。
交換用のファンを近くのエイデンにて購入。オウルテックSF8-S5。静音タイプではなく標準タイプ。静音タイプは、ファンの回転速度を落とすなりして風量(冷却性能)を犠牲にしている場合が多い。電源は高温になりやすい為、ファンに静音タイプを使うと十分冷却できない可能性があるため電源ファンには使わない。SF8-S5は、消費電流が0.14A、エアフロー(CFM)が32.8。まずまずの選択か。
さて、もともと付いていたファンの電源供給用コネクタは2ピン、一方購入したファンのは3ピンで、ピン数が合わないためそのままでは基板に差し込めない。そこで、購入したファンのケーブルを写真のように加工する。コネクタはもともと付いていたファンのものを流用する。ケーブル長が長すぎるので、もともと付いていたファンのケーブル長になるよう切断する。最後にケーブルに熱耐性をもたせるために被覆を施す。

こうして出来たファンを電源ユニットに装着し、電源ユニットを元通りに組立てて筐体に固定して、ケーブルを接続する。

しかる後に、パソコンの電源を入れてファンの音を確認する。以前のようなファンの異音はしなくなった。

もう一つ、購入時よりパソコンから音が出なかったが、出せるようにしてほしいという依頼を頂いていた。
これについては、PCのヘッドホン端子に外付けスピーカーを付け正常に音を鳴らすことができることを確認。その後、両端がステレオミニプラグのケーブルを購入してPCのヘッドホン端子と現状のスピーカー付モニターに接続。その結果、問題なく音が出るようになった。