DELL OptiPlex GX270 セキュリティソフト偽装ウイルス感染を駆除する

(公開:2010/11/7)

岐阜県関市(旧武儀町)から出張サポート依頼をいただきました。
windows xp を起動すると、パソコンの操作をするごとにセキュリティー警告が現れて、ライセンス登録を促してくるというもの。
これは、セキュリティーソフトに偽装したウィルスに感染した時の典型的な症状である。
このときのセキュリティ警告は英語で現れ、画面表示に従って操作すると、送金を要求してくる。また、この類のウイルスのうち、ひどいものになると、windowsのシステムファイルが破壊され、windowsの再セットアップが必要になる。今回のお客様は、windowsセットアップディスクを紛失されているので、システムファイル破壊の場合、windowsのライセンスを別途購入しなければならなくなる。

お客様宅へ訪問し、症状を確認した後、ハードディスクの内容をバックアップする。お客様のPCからUSBアダプタで接続されたHDDでデータを吸い上げる。これに思いのほか時間を要した。これ以上の出張作業は時間と金額を要するため引取修理を提案。お客様に承諾いただく。「修理後のPCは当店まで取りにに行きますよ」とのことでした。恐れ入ります。

PCを持ち帰り、ハードディスクを外し、別のPCにUSB接続してウィルススキャンを行い、マルウェアを発見、駆除。ハードディスクをPCに再び取り付けるとwindowsが正常に立ち上がった。今回のケースでは、windowsのシステムファイルが破壊されていなかったようだ。
windowsの最新セキュリティパッチが入っていることを確認し、とりあえず無料のウィルススキャンソフトをインストールして、再度スキャン実施。

ついでに、ハードディスクの容量アップと、動作を速くしてほしいということでしたので、以下の作業を行った。
◎ハードディスクを現行の40GBから160GBのものに載せ替える(新品HDD使用)
◎現行 ハードディスク上のシステムファイル、その他のファイルをすべて移行
◎デフラグ実施
◎メモリを現在の256MB×2を、512MB×2に増やす(中古メモリ使用)
◎パソコンの電源コンセントを抜くと、時々時計が初期化されるため、マザーボードに取り付けられているバックアップ用ボタン電池を交換
◎BIOSのバージョンをA04からA07にアップデート

引き取ったパソコンの動作をお客様に確かめていただき、「早く快適になった」と喜んでいただけました。