外付けHDD HDC-U250 のデータ復旧を行う

(公開:2013/2/10)

 岐阜県大垣市の方からの持込修理依頼。機種はアイオーデータ機器の外付けハードディスクドライブ HDC-U250。ドライブの中身が見えなくなったという。

 外付けハードディスクの故障の場合、故障がハードディスク本体にあるのか、ハードディスクのデータとパソコン間を通信する基板等にあるのか見分けることが必要である。今回の場合、ハードディスク側に問題があった。論理障害だった。外付けハードディスクを接続してアクセスしようとした時に次のようなメッセージが出たら、論理障害を疑う。

 fat32のテーブルを修復することで、100GB弱の殆どのデータを復旧できた。
 元のハードディスクからも異音がしており、信頼性を疑う状況だったため、USB3.0対応の新しい500GBの外付けハードディスクドライブにデータを移して作業完了。

Qosmio F50/88G windowsロゴが出たまま進まない

(最終編集:2013/2/7)

 岐阜県大垣市からの持込修理依頼。機種は東芝のAVノートパソコン PCF5088GLR。OSはwindows vista home premium sp2 32ビット版。windowsロゴが出たまま進まない症状。セーフモードでも起動できず、スタートアップ修復も出来なかったそうだ。

 ハードディスクに劣化破損箇所が有ったため、全セクタのデータを吸い上げて新品の別のハードディスクに移動する。念のために、その移動したハードディスクのデータのバックアップをとった後、スタートアップ修復をかけると、無事windows vista が立ち上がった。

 しかしまだ問題が残っているようだ。マイクロソフト・オフィス等のアップデートをかけようと、windows updateサイトに入ろうとしたが、入ることが出来ない。そこで sfcスキャンをかけると修復すべきシステムファイルが見つかったので修復。それでも直らない。そこでウイルススキャンを実行したところ、トロイの木馬に感染していたので駆除。これでwindows updateできない件は解決した模様。

 次にビデオドライバをはじめ諸々のデバイスドライバのアップデート、microsoft製品のアップデート、購読期限が切れていたウイルススキャンソフトを削除ツールで削除。無料のウイルススキャンソフトの実装。パフォーマンスの改善をやっていく。一通りの作業が終わり、動作確認をしていると、突然電源が落ちた。
なんということであろうか? 排気口のまわりが異常に熱い。

 キートップのまわりにホコリが目立っていたため、内部清掃が必要と考え、内部分解を行う。グラフィックボードやチューナーボードが取り外し可能になっており、CPUまわりとグラフィックチップに、それぞれ専用の冷却ユニットが付いていた。それらを外して冷却ファンを掃除する。

 すると、ファンの周りにホコリがこびりついていた。ホコリを集めると直径2cmの球になった。パソコン内部にたまったホコリは、冷却ユニットの排気口の格子部分にフェルトのようにこびりついているものだが・・・。エアダスターでホコリを内部に押し込んでしまったのだろうか、それともQosmioの冷却ファンの回転速度が低いからなのか、いずれにしても、このパソコンの冷却能力は大丈夫なのか不安になった。
 さて、この機種の分解には注意が必要である。キーボードのフレキシブルケーブルをロックする爪が小さく脱着しにくい。その他のフレキシブルケーブルも比較的脱着しにくい位置にある。