DELL studio1747 HDDデータ復旧及びバックアップ体制の構築

同型機種

岐阜県不破郡関ヶ原町のお客様より。
パソコンを起動すると、「ハードディスクが壊れています。至急バックアップを取ってください」と表示されたので、データを取り出し、ハードディスクの交換修理してほしい、とのこと。
PCはDELLの大型ノートパソコン、studio1747。OSはwindows7 home premium 64ビット版。購入後約1年半。ハードディスクは、システム用に500GBのもの1台、それとは別にデータ用のもの1台内蔵。

パソコン本体とACアダプター、念のためリカバリー用DVD一式をお預かりして、作業にとりかかかる。
ハードディスクが壊れていることは明らかなので、データサルベージ(取り出し)から行う。お客様いわく、データ用HDD(Dドライブ)のほうがあやしい、とのことだったので、そちらから確認する。
このHDDをサルベージ用マシンに取り付けて起動したところ、BIOS起動時に、「HDD異常が見つかった」旨表示された。このHDDで間違いない。
データサルベージを行う。当初、容量500GB中、その0.1%弱の約450MBの読み取りに失敗していたが、読み取り失敗個所の再スキャンを繰り返すことによって、数メガバイトを除きデータサルベージを行うことができた。データサルベージは時間を要した。500GBのハードディスクともなると、一連の操作に8時間以上かかることも珍しくない。
その後、取り出したデータの保存先のHDDのファイルシステムに異常がないことが確認。お客様との打ち合わせにより、750GBのHDDに交換し、先ほど取り出したデータをこのHDDに移した。これで修理のほうは完了。

この機会に、ついでにデータを外付けハードディスクにバックアップできる体制を作ることをお勧めしたところ、「お願いします」という返事を頂いた。
冷却ファンの付いた外付けHDDケースに2TBのハードディスクを納めて、外付けHDDドライブの出来上がり。このHDDドライブは冷却機能の他、一定以上の温度になったらブザーで警告してくれるスグレもの。実用的な冷却機能をもった外付けドライブは、既製品ではほとんど見られない。これで大切なデータの入ったハードディスクドライブの寿命が延びることだろう。

同型の外付HDDドライブ

外付けHDDの準備ができたところで、パソコンにバックアップソフトをインストールして、バックアップの設定を行った。とりあえず、CドライブとDドライブを1日1回バックアップする設定にした。週に1回はドライブ全体をバックアップし、その他の日は、前日の状態から変化があった箇所だけバックアップするようにした。
これで、ハードディスクが壊れてしまっても復旧できるし、バックアップが残っていれば、誤って削除してしまったファイルも復旧できるし、深刻なウイルスに感染して二進も三進も行かなくなってしまっても、バックアップ時点の状態に戻すことが出来、安心できる。

バックアップソフトの設定画面例

お客様にお渡しするときに、バックアップ方法と、復旧方法をご説明して完了。

DELL vostro 200 パソコンが固まるのを修理する

 岐阜県の開業医の方からの依頼。
 待合室の予約システムに使用していたパソコンが固まるようになったので、修理してほしいとの依頼。
このパソコンからは、通常、診察室用と受付用に別々の画面を映しだしている。これらの画面の信号は、1枚のグラフィックボードから出ているのだが、このボードのコネクターが特殊だった。

 このコネクターに、この二股ケーブルを接続し、残りの各々のプラグにケーブルを接続するようになっていた。このグラフィックカードは DELLのオプション部品だが、あまり見かけない。

 さて、このグラフィックボードを見たところ、放熱板が基板から浮いており、

グラフィックチップの実装位置の裏側の基板が明らかに変色していた。そのまま放置すると、故障個所が拡がる可能性があった。グラフィックチップの熱暴走が、パソコンが固まる原因と思われた。
 そこで、グラフィックカードを交換し、ドライバをインストールし、グラフィックカードの設定を最適化した。

グラフィックカード側の接続はこの通り。DVIコネクタ側とモニターとの接続は、DVI-Dサブ 変換ケーブルを使用。

一晩動作させて不具合が出ていないのを確認して、お客様にお渡しし、これで様子を見ていただくことにした。