富士通 C8/150WL 動作が非常に遅いのを解決する

(公開:2010/12/31)

大垣市内への出張サポート。
富士通 FMV DESKPOWER C8/150WL のお客様で、動作が非常に遅いので直してほしいという連絡が入る。
「パソコンの動作が遅すぎて、メール受信さえタイムアウトになる、年賀状作成ソフトのインスト-ルに一晩かかった、こんな状態では使用に耐えない」とのこと。

この機種は2001年の冬モデル。CPU がPentium4 1.5GHz、メモリはPC133タイプ 256MB。windows xp搭載 とはいえ、動画の視聴や映像編集にはもはや使えるスペックではない。

ケースを開けると、若干のホコリは見られるものの中は綺麗。電解コンデンサの不良も目視上は特に見られない。
簡単な内部清掃の後、ケースのふたを閉め、動作確認する。確かに使い物にならないほど遅い。何十分もHDDとアクセスしている。HDDのチェックディスクすら困難な状況。

セーフモードで起動する。通常モードとは比べ物にならないほど快適に動作する。HDDのチェックは問題なし。
その後、インストールされているソフトウェアを確認する。「驚速」「驚速デフラグ2」「驚速メモリ」が入っていたので、お客様の了承を得てアンインストールする。

windowsをシャットダウンし、メモリを512MB増やして768MBに増設する。その後 windowsのメモリ関連の設定を変更し、常駐プログラムや今後使用する可能性の低いソフトウェアを削除した。ダイヤルアップ料金表示ソフトなどは時代を感じさせる。
これらの処置によって、以前より格段に快適に操作できるようになった。

古いパソコンの動作が遅い原因の多くは、搭載メモリが少ないことにある。搭載メモリは、できれば windows xp(32ビットモデル) ならば 1GB、vista や windows 7(32ビットモデル)ならば 2GB ほしいところ。
windows xp で メモリ256MB、windows vista で メモリ512MB~1GB でスムーズに動作させるのは困難。メモリの追加が必要である。
また、メモリに制約がある場合には、常駐ソフトは極力少なくすること。特に国産メーカーのPCには常駐ソフトが多数入っていてメモリを圧迫しているので、速度が気になる場合には、それらをアンインストールすることを勧める。もし困難ならば専門家に依頼した方が良い。

高速化ソフトは、メモリ容量が十分でない場合、HDDの空き容量が少ない場合、搭載CPUが古い場合など、効果を発揮するどころか害になることがあるので注意したい。また、高速化ソフトについては、またフリーのものが日経PC21などの雑誌に紹介されていることがあるので参考にされると良い。

出張サポート:無線LAN設定を行う

(公開:2010/12/9)

私がパソコンを指導している生徒さん(といっても、私から見れば人生の大先輩です。)から、「自宅の個人用パソコンでインターネットを使えるようにしてほしい」という依頼を受けた。
まず現状確認のため訪問し、機器を調達して次回に設置 という段取りのつもりだった。
この生徒さんは会社を経営されていて、会社用に光回線を引いておられるとのこと。そうすると会社のPCはどういうネットワーク構成になっているのだろうか? 構成によってはセキュリティ面を考えて、この光回線とは別系統(例えばADSL)を設け、関連する業者と契約する必要があるのかな などと思い巡らせたりした。

現状確認の日が到来した。現場でお客さまを交えて確認したところ、ネットワーク構成、セキュリティー面で特別な設定を行うことなく、パソコンを光回線に接続することができることが分かった。さらに、たまたま未使用らしき無線LANルータが1台余っていることも分かった。光回線業者が、設置費用に含まれていると言って置いて行ったものだとか。しかもそのルータはIEEE802.11n対応で、ルータとお客様のPCと通信できる距離にあった。

「だったら、今日ここで無線LANの設定を行えば、ネット接続できるではないか。」
ということで、この無線LANルータ親機と、無線子機の設定を行い、無事にインターネットができるようになった。

本来ならば、2往復交通費+2回分の出張作業料、そして無線LANルータの費用がかかるところ、今回は1往復交通費+1回分の出張作業料で目的を達成することが出来た。お客様には大変喜んでいただいた。

光回線業者が、施主に十分説明せずに、ルーターを置いていくこともあるんだなあ。
ともあれ、すぐにインターネット接続できたのは、お客さまにとって良かった。

打ち合わせ時間、待ち時間込みでトータル1時間20分程度で終了。

SONY PCV-RZ52 (windows xp機) 再起動を繰り返すのを修理する

(公開:2010/12/9)

大垣市の方から持ち込み修理依頼を受けた。
機種は、SONY PCV-RZ52 (デスクトップ機:windows xp home)。
時々セーフモードで立ち上がる症状が出ていたが、しばらくそのままで使用していたところ、再起動を繰り返すようになってしまったとのこと。

本体からHDD(seagate製)を外し、別のパソコンにUSB接続し、エクスプローラを起動すると、アクセスランプ点灯しっ放し。ドライブ認識に至らず。
お客様に連絡し、データ復旧を高価な専門業者に依頼するか、当方で収集出来たデータだけ復旧するかお尋ねする。「当方で収集できたデータだけ復旧してください」という返答を得る。

LinuxのライブCDから、何とか当該HDDドライブを認識できたので、コマンドラインからddコマンドにてセクタ単位でデータを別の空きHDDに吸い上げる。
120GBのPATAドライブを18時間弱で吸い上げ完了。ここで幸運なことに、故障していたHDDが偶然復旧したようだ。HDDメーカーの診断プログラムもパスした。すかさず、このHDDを新品のHDD(160GB)にコピーした。
なお、このHDDは翌日またダメになった。7年ほど使用していたようなので、もう寿命だろう。

バックアップしたHDDをスキャンディスクにかけると、ファイルシステムエラーが発見されたので、修復を行った。このHDDをvaioに戻して起動させると、セーフモードで起動できた。

ウィルスチェックの後、windows xp 用の ERD commander で、システムファイルの損傷が無いことを確認した。その後windowsを通常モードで起動させる・・・OK。

xp のサービスパック3が適用されていなかったので適用する。 その他セキュリティー・アップデートを実施。
更に、パーティション操作にて、CドライブとDドライブの容量を増やした。容量増加は将来リカバリを行う際に支障がでる恐れがあると思われたが、もともとCドライブの容量が出荷時点から変更してあったため、問題無しと判断した。なお、この機種のリカバリ領域は、HDDの先頭部分にあった。これは触らない。

最後に、外付けHDDに、このHDDのイメージバックアップを、Acronis True Image 形式にて行っておいた。

今回の事例では、故障したHDDが一時的にせよ奇跡的に復旧し、ほとんど無傷でデータを取り出せたようなのが良かった。今回は幸運なケースだった。

※私どもは、上述の作業の他、データ修復、OSのサービスパック適用、セキュリティーパッチ適用、そしてパーティション操作等を行う際には、要所要所でHDDのバックアップを行っている。

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