業務用PCの乗り換えに、アップグレードではなく買い替えをお勧めする理由

以前に、弊社記事 windows7終了迫る。windows10への移行はお早めに(2) にて、

・windows乗り換え方法 として、今あるPCをそのまま活用する方法もある と書きましたが、できればやめたほうが良いです。アップグレードではなく買い替えをお勧めします。

最も大きな理由は、
・いま普通に使えているパソコン環境をなくしてしまうと、業務に支障がでることが多い
どういうことかというと、PCはハードウェアとwindowsだけで使えているわけではありません。オフィスソフト、会計ソフト、CADソフト、セキュリティソフト、スマホのバックアップ・・・、これらすべて今のパソコンで普通に使えていました。普通に使えるのは、windows7を使われていたらwindows7の環境に適したバージョンのものが入っているからです。
これをアップグレードすることによって、これらのソフトがwindows7の環境に適していた状態が崩れることによって、正常に動かなくなることが十分あり得ます。

やはり一番いいのは、
・新しく windows10 が入っている別のPCを1台用意して、そこに今まで使っていたデータをコピーして、そこに今まで使っていたソフトを順次インストールしていくやり方です。
その理由は
もし新しい環境でトラブルがあっても前のパソコンに戻って作業ができますので仕事が止まりません。windows7のサポート期限の20年1月までに問題を出し切って正常に使えるようにしていけばいいという余裕があります。

今では onedrive という「同期機能」を使える便利なクラウド環境がありますので、以前より楽かつ便利に 新旧パソコンを並行して使用できる期間を設けることができます。パソコンを買い替えて、しばらく新旧環境を並行して運用されることをお勧めします。

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メールアプリの移行に注意

windows10への移行時に最も混乱しやすいのは、メールアプリです。
・プロバイダのwebメールや、gmail、yahooメール、アウトルックドットコムなどのwebメールをお使いでしたら、移行の心配はございません。
・officeソフト付属のアウトルックをお使いの方は、移行先のPCにofficeソフトが入っていれば、市販の環境引っ越しツールでメール移行されると思います(別途メールパスワード等の設定が必要なことがあります)。念のため移行されているかお確かめください。
・thunderbirdなどのwebメールでないメールアプリをお使いの場合は、市販の環境引っ越しツールでメール移行されない場合がありますので、その場合は手動でアドレス帳やメールデータを移動してください。

問題なのはライブメール(無印、2011、2012)をお使いの方です。アドレス帳は移行されないことが多く、取り込まれたメール本体は移行されません。windows10にはライブメールと互換のあるメールアプリが無くなってしまったからです。windows10に入っているメールアプリは、アウトルックドットコムがベースになったwebメールになります。
webメールには原則PCに取り込んだメールを保存することはできないので、今後も過去のメールをダウンロードして使いたい場合は、今後は officeソフト付属のアウトルック、もしくは thunderbird などをお使いいただくことになります。
アドレス帳や今までのメールデータは、今後お使いになるメールアプリ(outlook、thunderbird) で読める形式にエクスポートし、その後 移行先のメールアプリでインポート作業を行います。

今後はwebメールが主流
以下の理由で今後はwebメールが主流になります。

  • ネット接続環境があれば、いつでもどこでも、どの機器においてでも同じ状態でメールやアドレス帳を読み書き更新できます。
  • windows や mac 等の付属メールアプリがOSの新規リリースによって無効になったとしても(ライブメールがこれに該当)、移行が簡単にできます。

gmail がお勧め
gmailの開発元のgoogle社の信頼性に疑問を持つとかでなければ、以下の理由でgmailがお勧めです。

  • 従来のプロバイダメールを送受信して表示できます。
  • フォルダ管理でなくラベル管理を採用しているので、一つのメールを複数の視点でグループ分けできて探すのが楽です。
  • 他のwebメールより同期(メール一覧の取り込み、変更結果の反映)が速い感じがします。
  • 迷惑メールや広告メールを判別してくれます。またchromeブラウザの機能との連携で、ウィルス添付メールの警告も行ってくれます。

-おわり-

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windows10への乗り換え方法

  • パソコンの買い替え
  • 今あるパソコンを初期化してwindows10のクリーンインストール
  • 今あるパソコンに windows10 をアップグレード

原則的にパソコンの買い替えを提案します。移行コストや互換性の心配などで買い替えを躊躇されている方も、下記に該当するパソコンは買い替えです。

  • そのパソコンを5年以上使用している
  • (ノートパソコン)キーボード、タッチパッドの調子が悪い、液晶画面が暗かったり黄みがかったりしている
  • パソコンが固まる時がある、または遅い

windowsをアップグレードすることで速度が速くなることはありません。修理やサポートが必要なパソコンは原則的に買い替えをお勧めします。年数が経過していれば遠くない時期にパソコンを買い替えなければなりません。そんなに安くないオフィスソフトもサポート期限を過ぎるとセキュリティに不安が残ります。
それでも事情があってパソコンの買い替えげ出来ないときは、次の項で取り上げる方法があります。

今あるパソコンを初期化してwindows10のクリーンインストールすることもできます。

  • 今あるパソコンが比較的新しい
  • オフィスソフトのライセンスを持っている
  • アプリを消しても大丈夫である

今あるパソコンにwindowsをアップグレードするよりも、windowsをクリーンインストールしたほうが、サクサクと動作し、後々のトラブルも少ないですので、クリーンインストールがお勧めです。この機会に ハードディスクドライブをSSDに換装してパフォーマンスを上げることもできます。注意すべきは、稀に windows10との相性が悪いパソコンがあることで、その場合はそのPCにwindows10 をいれることができません。

今あるパソコンを初期化しないで、windows10にアップグレードすることもできます。

  • 今あるパソコンの購入時のオフィスソフトのライセンスキーが書かれたものを失ってしまったが、オフィスソフトを買う余裕がない
  • 入手困難なアプリがPCに入っている

今あるパソコンにwindowsをアップグレードした場合、アプリだけでなくデータや設定も引き継ぐことができる一方、パソコンによっては動作が遅くなったり、後々にトラブルに見舞われることがあります。(その時はデータのみ残しての初期化を検討する必要があります。)

-つづく-

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