今年は、windows7 のサポート終了に伴い、大量のパソコンの置き換えが進みましたが、そのために古いパソコンが使わないで放置されているご家庭が多いかと思います。またその古いパソコンに大事な写真などがそのまま残っていたりしますが、「まだ故障していたわけでもないし、そのうち移行すればいい」と思っている方も少なからずいると思います。

それは「甘い」です!!
パソコンは、テレビなど一般の家電製品よりずっと、壊れやすいんです。大切なデータが入っているハードディスクドライブ(HDD)は、使わないで放置しておくと特に壊れやすいんです。
もし大切なデータが、古いパソコンに置き去りになっていたら、「早め」にバックアップして取り出しておくことをお勧めします。もしパソコンが起動しなかったり故障していたとしても、HDDさえ壊れていなければ、当社にて取り出すことはできます。ちなみにバックアップ先は複数をお勧めします。例えば外付けHDDとDVD、外付けSSDとDVD、USBメモリとDVDなどです。


写真であれば敢えて紙媒体のアルバムを作って保存するのもいいです。昔ながらの紙媒体のアルバムが一番確実安心です。パソコン上からレイアウト作成できる、VistaPrint のようなフォトブック作成サービスもあります。https://www.vistaprint.jp/hub/easy-photobook?xnav=PhotoGifts_PrimaryTiles_1_pc82_cta0
古いパソコン、内蔵HDDを放置しておけばおくほど、内蔵HDDのデータが取り出せなくなる可能性が高くなります!!
ご希望がございましたら当社はデータの取り出しを代行いたします。
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寿命で壊れやすい部品として、ノートパソコンの液晶、スイッチ、コネクタ類、マザーボード基板の他に、写真など、大切なデータを記憶するハードディスクドライブがあります。ハードディスクは寿命が来たら壊れるんです。
http://park12.wakwak.com/~eslab/pcmemo/hdisk/index.html
ハードディスクは、回転している磁気の円盤(プラッタ)と、円盤にデータを読み書きするヘッドと、ヘッドをコントロールする可動アームなどの部品からなっており、パソコンを使っている間は複雑かつ頻繁な動作をしています。それがしばらく使わずに放っておくと、うまく動かなくなるということが結構あるんです。故障原因は例えば
(1)可動部分の機械的故障
(2)円盤の経年劣化
(3)制御基板の電気的故障
(4)制御基板に記憶されているプログラム(ファームウェア)のメモリの故障
(5)制御基板のメモリまたは円盤に掛かれている制御データの故障
がありますが、年式が古ければいつ壊れても不思議でないものばかりです。
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最近、パソコンが立ち上がらないという相談を受けた方のパソコンには、こんな表示が出ていました。

この方のパソコンは15年くらい前の windows xp 時代のもので、年に1回、年賀状を印刷するために利用になっていました。しかし今年パソコンを立ち上げようとしたら、こうなってしまったとのことです!!
残念ながら、この方のハードディスクドライブは、どのパソコンでも認識しない状態になっていました。このケースではデータ復旧を依頼した場合、分解して円盤を取り出して解析修理になりますから、業者にもよりますが十数万以上請求される事例です。
このお客様は、大切なデータの取り出しをあきらめられたのですが、皆様はそうならないよう、大切なデータはバックアップを、特にお勧めいたします!!