PC-VT7007D 電源が入らないのを修理する

(公開:2012/11/18)

 長野県千曲市の方からの宅配修理依頼。機種はNECのセパレート型デスクトップパソコン PC-VT7007D。OSは windows xp sp2。電源が入らないので修理してほしいという依頼。

 ケースを開けてみたところ、マザーボード上の電解コンデンサが派手に膨張していた。

 容量の大きいクラスのものだけでなく、小型のものも膨張していた。再発防止のため、目視で破損が明らかなものを含め、同型のもの全て交換した(計30個以上)。これらをESRメータで調べた結果、4種17個に破損が認められた。小型の470μFのコンデンサでは目視で1個破損が明らかだったものの、それ以外に5個破損していることが、取り外してみてわかった。

 マザーボードのBIOSバックアップ電池が消耗していたので交換したうえで、電源をいれたところ、問題なく動作した。マザーボードのコンデンサが破損している割には、電源ユニットに問題なかったのに驚いた。依頼者に尋ねると、電源ユニットは3年前に交換したとのこと。それで納得。

 ハードディスクを取り付け、windowsを起動する。ハードディスクの診断を行ったところ、若干の劣化クラスタが見つかり、使用時間も3万5千時間弱。windows xp サービスパック3へのアップデートを依頼されていたが、そのまま行うとディスクにダメージを与える恐れがあるため、バックアップを取った上で慎重に行った。ウイルス対策ソフトが期限切れで無効になっていたので、アンインストールを行った。対策ソフトは依頼者が自分で入れられるとのことだった。

 最後に、パフォーマンスの向上とディスクの論理損傷の予防策を行って作業終了。

VGN-K30 電源が入らない を修理する

(公開:2012/1/31)

 愛知県豊橋市からの宅配修理依頼。
 機種はソニーのノートパソコン VGN-K30。OSはwindows xp home。症状は、電源が入らない、というもの。

 送られてきたパソコンを確認したところ、電源が入らない。LEDさえ点灯しない。とすれば、電源基板のパターンあるいは配線の不良の可能性がある。
 分解清掃を行い、主に内部配線(ハーネス)の接触不良や浮きが無いように接続し直した結果、正常に電源が入るようになった。
 更に長時間通電後、あるいは冷暗所に長時間OFF後に電源を入れ、不具合が再現しないか確認したが、問題は認められなかった。これで様子を見ていただくことにした。
 更にパソコンの最適化を行なったが、このパソコンはサクサク動かすことができるよう既に最適化がなされている様子だった。

Inspiron 1526 電源を入れて暫くすると電源が落ちる を修理

(公開:2012/1/3)

 名古屋市昭和区からの宅配修理依頼。
 機種は、DELLのノートパソコン Inspiron 1526 で、OS は、windows vista home premium。搭載メモリ 4GB。症状は、電源を入れて暫くすると電源が落ちてしまうというもの。

 送っていただいたパソコンの電源を入れると、DELLのロゴが出たかなぁってところで電源が落ちる。ここで、通常電源を入れると必ずするはずの冷却ファンの回転音がしない。
 冷却ファンが回転しなければ、コンピュータの心臓部であるCPUの温度が高くなり、CPUの故障を防ぐために電源が落ちる。まず冷却ファンが回転するようにしなければならない。
 内部を分解してファンを取り出し、素手で回転させてみると、異常にファンの回転が硬くて重い。少なくともファンが故障していることは間違いない。
 そこで、冷却ファンを入手して交換し、再度パソコンの電源を入れてみると、電源が落ちなくなった。windows vista が正常に起動した。

 引き続き、以下のことを実施。
◎microsoft アップデート、DELL(bios,ドライバ)アップデート、Firefox, Flash Player, iTunes, Adobe reader, Java等のアップデート。
◎不要ファイル、不要レジストリアイテム削除。
◎レジストリ、システムファイル、一般ファイルの最適化。
◎McAfee セキュリティーソフトが期限切れのため、お客様の指示に基づき、無料ウイルススキャンソフトのインストールを行なう。
ここまでの作業で、電源が落ちる現象は起こらず。

 しかし、DELLの診断ソフトを使用してメモリチェックを行なうと、途中で電源が落ちてしまった。一般的に良く使われるメモリ診断ソフトを使用したときも同様。メモリを新品のリテール品と交換しても再現する。CPUまたはマザーボードの故障を疑う必要があるが、通常の使用では問題なさそうなので、修理費用のこともあるので、お客様に様子をみていただくことにした。もし不具合が起きればCPUまたはマザーボードの交換修理を行なうことにした。

 お客様にパソコンを返却する際に、以下のことをお伝えした。
 このパソコンのハードディスクの残り容量が15%を切っており、このまま使用すると、ファイルの断片化が進んでパフォーマンスの低下し、論理異常を起こしてwindows が動作しなくなったりデータが破損する原因になることがあるため、ご注意ください。