BTO スリムPC 電源が入らないのを修理する

(公開:2012/2/21)

 岐阜県大垣市の法人様からの持込修理依頼。
 MTK社製のBTOパソコン(型番不明)。OSは windows xp home。「電源が全く入らない、あるいは忘れたころに起動する」という症状。マザーボードは BIOSTAR社 U8668-D。

 

 マザーボードを確認すると、CPU傍の電解コンデンサが複数膨張していた。BIOS電池も劣化していた。電源ユニットに POWERMAN社の IW-P240F1-0 が使われていたが、ここからも電圧が出ていなかった。
 このサイズの電源ユニットは入手困難で、新品を入手しようとすると値段も納期もかかるため、汎用のATX電源が使えるよう、PCケース毎入れ替えることにした。お客様が提示したご予算の関係で、PCケースは手元にある中古品を使用し、電源ユニットは修理再生品を使用する。
 マザーボードのコンデンサを交換し、新しいBIOSバックアップ電池を取り付け、CPUのグリスを塗りなおす。その際CPU冷却ユニットのプラスチック部分の劣化による破損が起きたため中古品と交換。

 新しいPCケース上に無事部品を組み上げて動作確認。無事windows xp が起動した。システムドライブ上に軽いファイルシステムの異常が見つかったため修正。各種アップデート、メモリチェック、ウイルスチェック、PC Powerspeed なる怪しいソフトの削除、システムドライブの最適化を行なって作業終了。


(モニター画像が汚いのは、撮影場所のカーテンの影などが写っているためです)