マウスコンピュータ。HDD交換後vistaが良く落ちるようになった

 岐阜県大垣市の法人様からの持込修理依頼。機種はマウスコンピュータのBTOパソコン。ハードディスクの調子が悪くなったので社長自らHDDを交換してwindows vista をクリーンインストールして使っていたところ、突然再起動してしまうとのこと。ブルースクリーンが出る時もあるし出ない時もある。なお、OSは、vista home premium sp1 32bit版、マザーボードはA780GM-Mで、CPUは Athlon 64×2 Dual Core Processor 6000+。メモリは4GB搭載している。

 残っていたダンプファイルを診たところ、デバイスドライバー関係が怪しそうだったので、メーカーのサイトからドライバーを取り寄せてインストールしたが、効果なし。 次に電源を交換してみる。搭載されていた電源は、10年程度前のタイプのもの。最近では24ピンが常識の電源コネクタが20ピンのもの、PCI-Expressコネクタは搭載されていない。マザーボードには Geforce 7900GSが挿してあったが外部電源が供給されておらず動かないため、オンボードVGAを使っていたとのこと。少なくとも年式が古く経年劣化が進んでいると思われたため交換を実施。しかしwindowsが突然落ちる症状は相変わらず。  次にメモリチェックを実施。24サイクル以上チェックを実施すれども異常なし。CPUの調子もいたって正常。  次に、ハードディスクを疑う。でも「新品交換したばかりなので、故障しているわけは無い」。s.m.a.r.t.値もいたって正常。それでも一応、別のHDDを用意してそこにvista及び一連のドライバのインストールを実施する。この環境でもwindowsが突然落ちてしまう。なお新品交換したハードディスクはAFT仕様のもの。

 残る処置は、BIOS更新、CPU交換、やり忘れた確認があればその確認。それで解決しなければマザーボード不具合としてお客様に説明することになる。  マザーボードメーカーのサイトには、BIOSバージョンアップ履歴が示されていないため、BIOS更新で直るかどうかの確信は持てない。でもやるしかない。このマシンには32ビットwindowsで使用できるメモリ上限を超える4GBのものを積んでるし、ハードディスクはAFTのものを積んでる。従前のBIOSでは、SATAのAHCI設定が出来なかった。BIOS更新は意味があるかもしれない。  USBメモリをDOS起動ディスクとして作成し、USBメモリからBIOS更新ユーティリティを起動して、BIOS更新を行った。

 BIOS更新した後は、windowsが突然落ちる症状が出なくなった。vista sp2を適用しても落ちない。CPUやメモリに負荷をかけながらwindows updateを行っても落ちないようだ。BIOS更新は効果があったようだ。

 今回BIOS更新したことでAHCIモードが使用できるようになったことから、windows vistaのレジストリとBIOS設定を変更してAHCI対応にし、更にサクサクと使用していただけるようにした。  お客様にはこれでしばらく様子を見ていただくことにした。

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