Dell Inspiron 1526 電源がすぐに落ちるのを修理する

三重県桑名市からです。 Dellのノートブック Inspiron 1526 の電源がメーカーロゴが表示される前に落ちるので修理してほしいとの依頼があった。 ネットで調べてみると、実はこの故障はよくある事例で、マザーボードに実装されている、BIOSデータを保持しておくためのボタン電池の消耗によることが多いらしい。そこで、まずボタン電池を交換してみることにした。

  

Dell社のパソコンは、ネット上にサービスマニュアルが開示されているので、それを確認する。 ボタン電池を換えるにしてもかなり労力の要る作業であることが分かる。メモリモジュール、ハードディスクドライブ、光学ドライブ、ミニ基板(ワイヤレスLAN等)、中央の制御カバー(ボタン部)、キーボード、ディスプレイ・アセンブリ、Bluetoothサブ基板、パームレスト、Expressカードのケージ、冷却アセンブリ、CPUモジュール、そしてマザーボード、これらすべて取り外して、はじめてボタン電池を取り替えることができる。この作業を素人が行うのは非常に困難と考える。 ボタン電池を交換して、接続を慎重に確認しながら元通り組立てて、通電する。メーカーロゴが正常に表示される。特定のファンクションキーを押すと、BIOS設定ができる。修理完了。あとで診断ソフトで動作確認をする。

  

お客様に修理完了を報告すると、「このPCはHDDのデータが消されているので、ついでに再セットアップもしてほしい」とのことなので、再セットアップを行う。 このノートパソコンには、Windowsを起動することなく様々なデジタルコンテンツを楽しむことができる「Dell MediaDirect」機能が搭載されている。この機能を使用すると、Windowsを起動することなく、音楽CDの再生、 DVD映画の視聴、写真画像の閲覧、ビデオ動画の再生、Officeファイルのプレゼンテーション ができるとのこと。 ただ、このMediaDirect 機能を含めてwindowsを再インストール(リカバリー)するには、まずMediaDirect 2層DVD を起動し、取説の手順に従って、ハードディスク上にMediaDirect専用の領域を作成してから、windowsを再インストールし、ドライバ類を再インストール、その上でMediaDirect をインストールしなければならない。

  

このパソコンは全世界対応で、カスタマイズが自由な機種であるためか、ドライバ類のインストールは手間を要した。

  

今回の事例は、修理とインストール双方に時間を要したため、両方で13500円プラスボタン電池代になりました。

  

  

11月下旬に、同様な症状をもつ同じ機種の宅配修理依頼を受けたが、その時はマザーボード故障が原因だった。修理費用と納期に見合う交換部品が見つからず、修理中止で返送させていただいた。

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