メモリ交換・増設

動きが遅くてキー入力さえ困難なPCの修復

 岐阜県北方町の建設業者様からのご依頼。  PCはこちら。(東芝 PD731/T6EWT PD731T6ESTWT windows10にアップデート)

 まずは状況確認。なかなか起動しない。起動中にもこんな画面が5分以上。電源入れて40分くらいして windows10の起動音が出た。

 何とか起動はしたものの、キー入力さえままならない。  途方も無く時間がかかりそうなので、お預かり修理にさせていただく。

 修理ベンチにて、まずはHDDが壊れていないか確認。もしも壊れたまま作業すると、お客様の大事なデータがダメになってしまうからである。  昔のPCだったら、用意したDVDを入れてさっさと確認できるのだが、最近のPCはセキュリティ強固なのでそうはいかない。  症状が症状なので、HDDを取り出して機械に通して確認する。写真は分解したところ。(赤く囲ったのがHDD)

 HDDを確認したところ故障劣化はしていなかったので、もとに戻す。

 とにかくwindowsを軽い最小環境「セーフモード」で動かせないことには、何も出来ない。 パソコンの電源を入れて(このパソコンは無操作5分でスリープする設定になってたので)十回位だろうか、寝ているパソコンを起こすのを繰り返しているうちに、buffaloの「ease file sort」というアプリのでかいアイコンが出てきたので、すかさずこのアプリを停止させる。そうすると、少し軽くなった。

 軽くなったからなのか、あまりにも重いため潜んでいたエラーも出るようになった。

 こんなエラーも

 やっと「セーフモード」まで持っていけそうだ。(写真クリックで拡大)

「セーフモード」に入ったものの・・・

まだ重いぞ~。なぜ?  そうだ! タスクマネージャーを見てみよう!

 4GBのメモリが入ってるのに、使えるメモリは900MB。ハードウェア予約済3.1GB。これは明らかに異常な状態。

 メモリーを4GBから 6GB に増設してみるが(差してあった2GBのメモリを、この4GBのに差し替えた)

 メモリを増設したけど、使えるメモリは増えない。ハードウェア予約済が 5.1GB に増えとる。(写真クリックで拡大)

 「タスクマネージャー」を見る。  えっ RAM DISK? (゚◇゚;)!!!

 結局、動きが遅くてキー入力さえ困難なほどPCが重かった原因は、この RAM DISK アプリ の設定にあった。  この RAM DISK アプリは windows10では動作しない。実際に探したところwindows上にRAMドライブは割り当てられていなかった。ゾンビとして残っていて使えなくなっていた RAM DISK アプリが、目一杯 PC内のメモリを奪うように設定されていたため、メモリをいっぱい食う windows10 を動かすというのに、わずか 900メガバイトのメモリ容量しか使えていなかったというものでした・・・。

 直ちにこのアプリを削除したら、まだ遅いけれども、使い物にはなる速度になった。  でも、まだ問題があるので、修復はつづく


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