ブログ

高速な無線LAN接続を追求するには中継器の活用も選択肢に

(クリックして拡大)

無線LANの中継器を子機の代用にすることができます。しかも超高速です。

  

今よく売られている国内メーカーの無線LAN親機の速度(規格値)は、

1733Mbps (5GHz帯:802.11ac)
800Mbps (2.4GHz帯:256QAM※①)
※① 802.11n(64QAM変調にて最大600Mbps)を発展させた方式

もちろん、
1.その親機の性能をフルに発揮できる※②
2.子機も親機の機能にすべて対応している
3.通信速度に影響する電波障害が無い
4.子機が親機の全てのアンテナを占有できている(802.11ac)
※② 親機アンテナ4本、4倍速(5GHz帯)2倍速(2.4GHz帯)、符号化率 5/6
が条件になります。

  

しかし、2.の「親機の機能にすべて対応している」子機はほとんど販売されていません。

今(2017.8時点)発売されている国内メーカーUSB3.0接続の無線LAN子機の速度(規格値)は

866Mbps (5GHz帯:802.11ac)
400Mbps (2.4GHz帯:256QAM)※③
※③ アンテナ2本、4倍速(5GHz帯)2倍速(2.4GHz帯)、符号化率 5/6
のようです。

  

なぜ子機が親機の機能に付いてこれないかといいますと、
最近の無線LANの高速化は、複数のアンテナを使う技術で行っているため、
USBを使ってノートPCに接続する形態を考えますと、子機に先ほどの親機と同じ4個のアンテナを実装するのは無理があるのでしょう(3個搭載のものがあるようですが、一般には2個が限界)。

上記の子機の速度は、USB3.0対応の子機をPCのUSB3.0端子に接続して使った場合であって、USB3.0に対応していない子機(USB3.0対応の子機をUSB2.0端子に差した場合も同じ)ではもっと速度は低下します。USB2.0の仕様により480Mbps以上は出せない制約があります。

  

ならば、親機がいくら高性能だと宣伝しても、意味ないじゃないか!! と思うんですが、(実際には、1台の親機で複数の端末と高速かつ安定した通信を行うのにこの性能が役に立っているのですが割愛します)
親機の高性能さをそのまま生かす方法があるんです。

  

そうです。冒頭で申し上げたように、「親機の機能にすべて対応している」無線LANの中継器を子機の代用にするんです(ただし中継器にギガビット有線LAN端子があるものに限ります)。
有線LAN端子のある中継器からPCまでをLANケーブルでつなげばいいんです。
親機の性能を発揮できる中継器がなければ、中継機能をもつ親機をもう1個買って、一つを中継器として、それを子機にしてしまえばいいです。

上記「3.通信速度に影響する電波障害が無い
これの実現が、高速化のためのシビアな条件になりますが・・・
無線LANを使って、有線並みの高速通信を体験してみたい方には参考になれば。

(クリックして拡大)

  

なお、この方法は有線LAN接続端子のないタブレット、スマホや一部PCでは使えません。


« 前のページ次のページ »